加納晃ブログ

企業やメディアの真実隠しは国民の判断を誤らせます。これに無関心でいると日本は現在の欧米のように混乱の社会に突入します。善良なる国民であれば、もうこれ以上無関心を装うことはできません。

過去の地方紙を見ていて

暫く前になりますが、地元一般紙のコラム欄に、この終戦を迎えた時に沖縄では、軍人が「戦争に日本が負けた」と言う発言をした者に自決を迫った、その理由は、天皇を信じられないものは非国民であると言った趣旨からであったとする史実が掲載されていた。戦後生まれ(1953年)の小生は、小学校、中学校の教師から、戦争は繰り返してはいけない、軍国主義は悪であると教わってきた。そして、戦争の責任がすべて日本にあったと言う教育を受けてきた。ところが、ここ十数年のNHKスペシャルなどの報道で取り上げられる「どうして、日本は太平洋戦争に突入したのか」など観て、読売新聞などの出版物「戦争責任」などを読むと戦争へ突入していかざるを得なかった歴史的事実が明らかになってくる。
1931年(昭和6年)9月18日、中国の瀋陽奉天郊外の柳条湖での鉄道爆破事件は「満州事変」となり、日本軍は満州を占領して「満州国」をつくった。このため日中関係は極度に悪化し、1937年7月7日の盧溝橋事件をきっかけに日中間の全面戦争へと拡大し昭和13年日中戦争となった。
昭和初期までは、社会も経済も順調で先進国として発展し、教育文化も世界的に見ても決して恥ずべきものではなかったのです。しかし、このころの日本社会の実情を教育されず、国民にこの時期の日本の歴史は教育されていないと言えます。
本当の歴史が知りたいと思うのは、普通に人であれば当然でしょう。