加納晃ブログ

企業やメディアの真実隠しは国民の判断を誤らせます。これに無関心でいると日本は現在の欧米のように混乱の社会に突入します。善良なる国民であれば、もうこれ以上無関心を装うことはできません。

北海道大地震 甚大な被害 平成30年9月6日

f:id:kanouakira9:20210202182041j:plain

 9月6日午前3時8分ごろ、多くの道民が寝静まっている頃、北海道、厚真(あつま)町を震源とする地震が発生し震度7むかわ町と安平(あびら)町で震度6強を観測するなど道内各地が強い揺れに襲われた。

 政府によると厚真町などで9人が死亡した。同町では大規模な土砂崩れが発生して31人の安否が不明で、救出活動が続いている。このほか道内では家屋の倒壊などに伴い、けが人は約300人に上る。地震の影響で道内のほぼ全域295万戸が一時停電し、市民生活や経済活動に大きな影響を与えている。政府はこの地震を「平成30年北海道胆振東部地震」と命名した。

 この地震が企業直撃し経済損失は熊本以上の5兆円超え大るとも言われる。

 遡ると熊本地震東日本大震災新潟県中越地震阪神大震災そして、最近の異常に大きい台風がもたらす洪水や暴風雨で被災した方々の事を思うとき、

つい先ごろの皇后陛下美智子様のお言葉を思い出す。多くの国民は日常のお仕事や家事に追われて見逃していたのではないかと思う。

f:id:kanouakira9:20210202182118j:plain

皇后陛下お誕生日に際し(平成28年)宮内記者会の質問に対しご回答で次のように仰っておられます。

f:id:kanouakira9:20210202182147j:plain

皇后陛下

 昨年の誕生日以降,この1年も熊本の地震を始め各地における大雨,洪水等,自然災害は後を絶たず,これを記している今朝も,早朝のニュースで阿蘇山の噴火が報じられており,被害の規模を心配しています。8月末には,台風10号がこれまでにない進路をとり,東北と北海道を襲いました。この地方を始め,これから降灰の続くであろう阿蘇周辺の人々―とりわけ今収穫期を迎えている農家の人々の悲しみを深く察しています。

 自然の歴史の中には,ある周期で平穏期と活性期が交互に来るといわれますが,今私どもは疑いもなくその活性期に生きており,誰もが災害に遭遇する可能性を持って生活していると思われます。皆みなが防災の意識を共有すると共に,皆してその時々に被災した人々を支え,決して孤独の中に取り残したり置き去りにすることのない社会を作っていかなければならないと感じています。

ここで注目すべきお言葉があり大変驚きました。

「自然の歴史の中には,ある周期で平穏期と活性期が交互に来るといわれますが,今私どもは疑いもなくその活性期に生きており,誰もが災害に遭遇する可能性を持って生活していると思われます」と国民に警告を発しておられました。

 国を統治する天皇及び皇族(国民の象徴として扱われている現憲法下)、政府機関の上層部ではこのように、日本の今後の災害に対する認識がある。しかし、国民には知らせる事は無かった。故に皇后陛下は国民を心よりご心配されて、極秘とされている情報を満を持して発せられたものと推察申し上げます。

日本国民はもっと賢くならなければならない。

メディアに操作された「くだらない」幅も無く、高さもない情報に右往左往して大口をあけて笑い、馬鹿にしたりしている・・・

悪口、陰口、妬み、嫉み、僻み、恨み、辛み、憎しみ、嫉妬を煽るモーニングショーやアフタヌーンショー(少し昔の番組です)などの番組に振り回されてはなりません。

 私たちは時として韓国人の激しい気性や情緒的裁判などを批判したり、中国人のマナーの悪さや偽物文化、盗作を揶揄するが、日本人も大して変わらない事に気づかなければならない。きっと欧米人は日本のメディアの偏狭さを笑っているでしょう。

 今の日本のマスメディアには国民の厳しい目が必要です。第4の権力と言って、我が物顔で歩く記者やキャスターの姿は傲慢で鼻持ちならない。

 大企業や団体が国民の目に晒されている不祥事が続くが、これもメディが視聴率とスクープを狙って、国家の大計をも考えずに血に飢えた狼の如く群れをなし、利益を貪っているのである。

 これまでにどれほど多くの者がその犠牲になったか計り知れない。私たちは目を醒まさなければなりません。