世界の中における日本の経済的地位に対して
地方にでて車窓から見える景色は
余りにも貧弱な家々が並ぶ
と述べられている
日本の富は東京に
そして東京から世界へ
日本人の海外資産として
240兆円が外国に出ていると言う。
私は予てより、三世代同居の屋敷に
三棟の建つ邸宅を日本の地方に建てることを提唱している。
都会に住む新聞記者の取材を受ける時に
三世代同居の家族制度の復活を話すと
都会にしか働くところが無いですから
都会で三世代同居など無理です。
また、「私なシングルなので
家族が無くても生活できる社会であってほしい」と
言われることがある。
それは、多様化していくことも認めるが
国家の基本となる家族制度の基本形態を
示すべきであり、その上に多様化も相容れる社会であってほしと思う。
さすれば、地方には親子孫三世代の声の聞こえる
街が現れ元気な社会の復活にもつながる。
地方の衰退が叫ばれ久しいが
その根幹に家族制度の崩壊がある事を取り上げることは少ない。
武田先生の見られた車窓の姿には
核家族、そして子供か巣立ち、高齢の夫婦が地方に残る
単身世帯となる高齢者の街の姿だろう。