加納晃ブログ

企業やメディアの真実隠しは国民の判断を誤らせます。これに無関心でいると日本は現在の欧米のように混乱の社会に突入します。善良なる国民であれば、もうこれ以上無関心を装うことはできません。

船頭多くして舟山に登る

厚生労働省が療養病床群の廃止を発表してから2年9か月が経つ、

その間、全国の療養病床群を持つ病院に動揺が広がり、反対の声も多く上がった。

そのようなこともあってか、昨日の新聞では一転、療養病床群の存続に舵を切った旨の

報道がなされた。よっと現実的な方向へ舵を切ったと思った。


◎ これまで、医療介護に対する国の方向性に一貫性がなく、常に紆余曲折を繰り返している。

取り分け介護の現場では介護職員の離職や転職が相次いでおり。

全国の介護現場は悲鳴を上げている。


◎ 近年、外国人労働者を介護現場に受け入れる方向は出たが

全国の介護現場を担うところまでの広がりはない。これも、何かを危惧する声の発言が

政策の実行にブレーキをかけているのであろう。


◎ 常に世は人の意見が二分され、行き着くところ暗礁に乗り上げる。

解決への対策が進まないのである。なんと愚かなことか。


◎ 先見の明を持つ仙人がいたらば現状を打破し明るい社会を

実現してくれるのにと天を仰ぐ。

◎ そのうち介護ロボットならぬ人の知能を超える(人工知能)を持つ

ロボットが医療介護の方向性を示し国の政策を動かす日が来るのも

そう遠くはないかもしれない。